DSC_4418 (1)
マレーシアオープン3回戦

ベッカー 対 ディミトロフ
6-4,7-6(3)
ベッカーが激戦の末に勝利。
ファーストセットは互角のラリーに持ち込み ファーストサーブは200Kmをコンスタントにマークするなど好調の出だしのベッカーにディミトロフも攻撃を維持できません。
DSC_4474 (1)

対するディミトロフもスライスのディフェンスから攻撃への切り返しを狙いますが 上手くかわされました。
セカンドセットに入るとディミトロフの積極性が出て ベッカーも圧倒されます。しかし ここも我慢の時と じっくりと相手が崩れるまで我慢 タイブレークとなります。


DSC_4491 (1)

タイブレークに入ると それまでの経緯が明らかに反映され 何度もチャンスがあったのにセカンドセットが取り切れなかったディミトロフが勢いを失い 逆に追いついたベッカーに流れが行ってしまいました。

DSC_4571 (1)

タイブレークではベッカーが集中力を増してディミトロフもその流れを止めることが出来きませんでした。印象に残ったのは勝ったベッカーのマッチポイントでサービスがインと判定されゲームセットのコールを確認してから喜び始めたことです。
DSC_4577 (1)

おそらくベッカーは「ゾーン」の状態で次のポイントでも続けるぞというような状態だったと思います。
普段 ツアーでオールラウンドなプレーでいい感じの引き立て役のようなベッカーですが ここ アジアでは活躍が目立ちますね。