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レーシアオープン準決勝

フェラー 対 ベッカー
3-6,6-2,6-4
ファーストセットはフェラーがサービスゲームに苦しみます


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原因はセカンドサーブを攻撃的にリターンされてしまったことです。積極的に攻撃してリズムに乗ったベッカーは自身のサービスも好調になりファーストセットを取ります。
セカンドセットに入るとベッカーの好調もフェラーのフットワークに押され始めます。ファーストゲームでは15-40の大ピンチ しかしここはフェラーが誰もが抜けると思ったパッシングをミス 流れは分からなくなりました。
こうなると集中力の持続が勝負となります。
ナイスショットよりも 両者のミスでのポイントが行ったり来たり我慢の戦いです。
しかし そういう展開はフェラーのペースといって良いでしょう。ベッカーも時にナイスショットを放ちます、セカンドサーブへも積極的に攻撃します しかし 最後の一本が決めきれなくてゲームはフェラーへと流れていきました。結局6-2とこのセットを取り ファイナルセットへ
ファイナルセットはフェラーペースで進むかと思われましたがここからベッカーは頑張ります。ファーストセットの良いペースに引き込もうとしピンチではサービスポイントで切り抜けるなど ゲームを積み重ね 対するフェラーも何とか粘ります。

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一進一退でいつでも流れが変わってしましそうなゲームでしたが フェラーが要所をしめ勝つことが出来ました。ファイナルセットではベッカーに4回、フェラーに3回のブレイクポイントがあったのですがフェラーが1回だけ成功したのみでした。この数字からも1ポイントで大きく流れが変わったかもしれない 緊張感のあるファイナルセットでした。